忍者ブログ
[PR] ()
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

by
『オノ道散策デェト』 (TQSS)
先週行ったオノ道でサナシマミニ劇場妄想してみた。








*************************************************

俺が今居る場所。
広シマ県オノ道市。
クレからクレ線に乗ってミ原、ミ原からさんよう本線で2駅の観光の街。
イ呆大からだと約2時間くらいか。


ミ原の祭りの一貫で巡シ艇が一般公開されると聞いて、「見に行きたいな」と呟くように言った真田に、しかたなく付き合って来たのが当初の予定。
やさしいやさしい俺は、海イ呆のイベントや船が公開されたりすると行きたがる真田に、良く付き合って一緒に行ってやってたりする。
今回も、巡シ艇を見たらその辺をぶらぶらして帰るつもりだった。


お前と同じ名前だな。と、何が嬉しいのかいつもは無表情な顔に笑顔を浮かべてそう言った真田と、ちっさい巡シ艇を見学して祭りの屋台でも見て回るかぁと思ってたら、
「嶋本。せっかくだからオノ道まで行ってみないか?」
なんて言われた。
「オノ道ぃ?」
「あぁ。ここから2駅先なんだ。」
はぁなるほど。そう言う事ね。
まぁ確かにこっちの方まで来るなんて事、この先なかなかないだろうしな。
「えータリぃなぁ」
なんて返しはしたけど、やさしいやさしい俺は最後にはちゃんと付き合ってやるのだ。


そんな訳で、ただ今オノ道。
「素晴らしい景色だな」
駅から長い長い商店街を抜けてロープウェーに乗る。
真田が言う通り、山頂へと登って行くロープウェーからの景色は、なんとも言えないくらい良かった。
瀬ト内に浮かぶ島々が所狭しと点在してる。
本土と向ジマの間は海じゃなくて、ちょっとデッカイ川みたいだ。
なんか不思議な感じ。
空はあいにくの曇り空だけど、雲の隙間から漏れる太陽の光に照らされて金色にキラキラ光る海面がとてもキレイだと素直に思う。
「嶋本。巡シ艇が見える」
「はぁ?どこだよ」
下を眺めていた真田が指差す先を見る。
船がいるのは分かるけど、ちっさすぎて巡シ艇かどうかの判別まで出来ねー。
「・・・海イ呆の船かどうかなんてわかんねーし」
「ほら。S字が見えるだろう」
「んー・・・て、やっぱわかんねー」
目を細めて見るけど、真田の言うS字は見えない。
こいつ、どんだけ目良いんだよ。
ガラスにへばり付いて外(船)を見てたら、ガタンッとゴンドラが一揺れし、頂上に着いた事を知らせる。
そこで、ハッと我に返り、二人の頭がくっつきそうなくらい至近距離でお互い同じ場所を見つめてた事に気づいて、なんだか気恥ずかしくなった。
妙に近い距離になんだか気恥ずかしくなって俺は慌てて離れたけど、真田は何も気にした様子がない。
なんだよ。なんか悔しい。

「あぁ。紅葉もキレイだな」
離れた勢いでそのままゴンドラを降りた俺の後をついて来た真田が、そう言うのに周りを見ると、まだ完全ではないがアカ色がまだらに色を落としていた。
こうして改めて紅葉を味わうなんてずいぶん久しぶりじゃねぇか?
「・・・確かに」
真田の意見に同意し、珍しく素直にそれが口に出ていた。


あんまり時間もないし、とりあえず歩いて降りてそのまま駅に向かう事にする。
降り道はいくつかあるみたいだけど、良く分かんないなりに適当に道を下り、下を目指す。

さすがは坂の街。
ずいぶんと急な坂が続いている。
途中、千コウ寺へ立ち寄り賽銭を投げ、二人並んで手を合わせた。
こういったのも、久しぶりかも。
しかも、真田とだなんて、なんか変な感じ。

狭い路地の階段をゆっくりとひたすら歩く。
車も入んないとこに住宅。
庭の畑じゃ、じぃさんが腰を屈めて野菜をいじっていた。
景色や街の雰囲気はいいけど、住むとすげぇ不便だぜ、ココ。
「こんな疲れるとこ住みたくねぇなぁ」
「確かに実際住むとなると大変だろうな。でも、俺はちょっと住んでみたいかな。」
ポロっと本音を言うと、そんな返事。
うー・・・ん、どうかな。
まぁこんなとこでもどこでも真田となら退屈しなくてすむだろうけどよ・・・て、なんで真田と一緒に住む前提なんだよ!
変な考えを打ち消すように頭をブンブンと振ったら、真田の不思議そうな顔。
なんでもねーよっと言わんばかりに歩みを早くすると、段差に気付かず足を踏み外した。
「うわっ!」
転ける!
・・・と、痛みを覚悟して目をつぶってみたけど、それは訪れなかった。
おそるおそる目を開けると、足が宙に浮いているのが見える。
そして、腰には俺のじゃない太い腕。
「大丈夫か?」
「ヒッ!」
俺のすぐ後ろで渋いいい声が響いた。
「な、な、なにすんだっっ」
転けそうになったとこを真田が後ろから掬い上げるようにして阻止してくれたってのは分かったが、いろんな意味で恥ずかしくなった。
助けてもらったのに、理不尽にも思わず叫ぶ。
じたばた暴れるが、真田は何故か離してくれない。
「お前、軽いな」
「!うるせぇー!降ろしやがれ!」
無言で抱えっ放してるかと思ったら、そんな事思ってやがったのか。
どうせ、軽量級だよ!ちっせぇよ!ほっとけ!
更にじたばたすると今度はあっさり腕が外されて地に降ろされた。
「助けてやったのに随分だな」
呆れたように言うから
「助けてくれって頼んでねーよ」
と、下唇をつきだしてそっぽを向いた。
俺って、素直じゃねぇよなぁ。
まぁ仕方ねぇ。そう言うお年頃なんだよ。
「じゃあ、次はちゃんと助けていいか確認してからにするよ」
お礼も言わず屁理屈を言う俺に、真田は楽しそうに笑いながらそう言った。
最近、真田とのささいな言葉遊びは嫌いじゃない。
「あぁそうしてくれ」
ふんっ拗ねた態度は崩さずに、俺はそう答えてやる。
真田は、俺の頭をグリグリッと撫で回してまだ笑っていた。





帰りの電車。
電車の揺れの気持ち良さにいつの間にか夢の中だった俺は、
「着いたぞ」
と頭をポンポンと叩かれ、真田の肩に寄りすがって寝ていたのに気付き、恥ずかしさから居たたまれなくなって、昼間と同様慌てて電車を飛び降りたのだった。 
 
*************************************************








イ呆大時代、二人でいろいろブラブラしてたらいいなぁなんて。

はぁ~妄想は楽しいな♪(笑)
PR
by リョウTrackbacks()Comments(0)
ネタ (TQSS)
こんなん見つけた。

プリンパン。(笑)


あきらちゃんと、何故かシマとメグルはプリン好き設定が確率しちゃってるんで、思わず即買い!(笑)

シマとメグルは、たまにプリン新商品の情報交換とかしてます。








*************************************************

「石井ー!!見てみぃ!プリンパンやでー!ニオイもプリンなんやでー!!思わず買ってきてもうたわー!!」
嬉しそうにプリンパン掲げて走ってくる興奮のシマ。

「オイが興味あんのは、本物のプリンだけたい」
チラリと横目で見てツーンとそっぽ向くメグル。

「・・・お前、つまらんヤツやなぁ(`△´)」
共感もらえると思ってただけに・・・シマ、ショック。(笑)

*************************************************
 

味は・・・
キャラメル部分がメロンパンの皮みたいなパサパサのヤツ(笑)で、プリン自体はカスタードを練っとるんかな?
えっと・・・イマイチ?でした。(-v-;)


*************************************************

「なんや、あんまりな味やなー・・・」
シマ更にショック。(笑)


そこへ、同じプリンパンをいそいそと持ってくる真田。
「シマ、こんなのを見つけたんだが。プリン好きなのだろう?」

「・・・俺が好きなんは、ホンマのプリンだけや。」
そっけなく答えるシマ。

「・・・そうか。」
シマの喜ぶ顔を想像してただけに、真田ガーン。(笑)
タイミングの悪い男、真田。(笑)
by リョウTrackbacks()Comments(3)
『それはないんじゃない?~サナシマ妄想☆迷子に出会うの巻~』 (TQSS)
迷子事件からの妄想。(笑)
警察のお兄さんが優しくてトキメイてサナシマにダブったんじゃー!(笑)








*************************************************

ピクリと何かに反応して真田は歩みを止めた。
「隊長?」
嶋本もつられるようにして立ち止まり真田の顔を仰ぎ見た。




今日は久々の非番の日。
二人で外で昼飯を食べて買い物にでも、と休日の予定を決めたのは朝起きてからの事だ。
ウキウキで出掛ける嶋本の足取りは軽い。
真田はいつもと変わらぬ態度だが、表情がいつもより少し柔らかい気がする。
(隊長も機嫌ええし、天気もええし。今日はええ日や♪)
嶋本の心は更に踊った。
そうして出掛けた先で他愛ない話をしながら並んで歩いている途中だったのだ。
真田が急に足を止めたのは。
「どうかし、た・・・。」
名前を呼んでも反応がない真田に、再度声をかけようとして嶋本もそれに気付いた。
「・・・泣き声??」
「こっちだ。」
そう言うと足を返して早足で声がする方へ向かう真田に、慌ててついて行った。



段々と声が大きくなっていく。
目指す先に小さな女の子。
「どうかしたのか?」
真田は走り寄りすぐにしゃがんで声をかけた。
一瞬泣き声がやんで、こちらを見た大きな目から大粒の涙がポトンと落ちる。
「迷子か?親はどうした?」
詰め寄るように聞いてくる真田に少し尻込みしながらも女の子は首を左右に振った。
「名前は?」
また顔が歪んできて眼に涙が溢れてくる。
声もなくポタポタ涙を溢し首を振り続ける女の子の肩を真田はガシッと掴んだ。
「泣いていては分からないぞ。まず名前を・・・」
「っふえ・・・っっ」
真田の勢いに押されたのか、小さくなって今にも声を出して泣き出しそうな女の子がヒョイと浮かんだ。
「あきませんよ隊長。そんな言い方したら。」
視線をあげると、女の子を腕に抱いた嶋本。
「なぁ。おじちゃん怖かったなぁ。」
「おじちゃん・・・」
真田はその単語にひっかかりを感じ、きょとんとした女の子と顔を見合わせて笑う嶋本を見上げて呟いた。
「あっちでお兄ちゃんと遊んでよか。隊長、警察に電話お願いします。」
「・・・」
俺がおじちゃんならお前だっておじちゃんなんじゃないか、と思いはしたが、女の子の自分に対する態度と今の嶋本に対する態度を見て口を紡ぐ。
「今日はおかん・・・ママと来たんか?」
嶋本の問いに、目に泣いた名残があるまま口に指を加えてコクンと頷く女の子を複雑な気持ちで見ながら1、1、0と携帯を押した。


「ありがとうございました。ほらちゃんとお礼言って。」
警察が来るとしばらくして、女の子は母親と無事に再会する事が出来た。
「ありがとぉごじゃいまちたぁ」
母親に促されるままに、ペコリと頭を下げてお礼を言われる。
「もう迷子んなるんやないで」
かがんで女の子の頭を撫でながら嶋本が返すと、「うんっ」と大きな声を出して女の子は笑顔で大きく頷いた。
なんとも仲良くなったものだ。
警察が来るまでの間に、嶋本は随分女の子と打ち解けていた。
嶋本は子供の扱いも上手くて真田はいつもながら感心してしまう。
「ばいばいー!おじちゃん、おにぃちゃん!」
「おーほななー!」
お辞儀しながら去っていく母親に手を引かれてこちらに手を振りながら女の子は去って行った。
嶋本は同じように手を振り返して見送っている。
「おじちゃん・・・」
すっかり忘れていた。
同じく手を振ろうとして、真田のその顔はまた苦虫を踏み潰したようになった。


「おじちゃんはないと思う。」
嶋本がうーんと腕を伸ばし、「良かったっすねー。はぁー、にしても腹減ったー!」なんて軽い口調で言うと、小さくボソッとそんなセリフが聞こえてきた。
「はい?」
「なんでお前がお兄ちゃんで、俺がおじちゃんなんだ」
なんやそんな事でウジウジしとんのか。
嶋本は、はぁーと大きく息をはき、
「三十路すぎたら立派なおじちゃんですやん」
「じゃあお前もおじちゃんだ」
「俺は三十路でも童顔やから、ギリギリお兄ちゃん。隊長は三十路で更に老け顔、紛れもないおじちゃん」 「・・・」
附に落ちない表情で真田は押し黙った。
(隊長でも、そんなんでショック受けたりするんや)
なんだかちょっぴり落ち込んだような雰囲気の真田に、かわいいと嶋本はこっそり心で思いながら話題を変える。
「さっきの子、可愛えかったすねぇ。子供ってやっぱりええなぁ。」
真田の顔がフイとこちらを向いた。
「・・・欲しいのか?」
何も考えずただ思った事を口にしただけなのに、予期せぬ言葉が返ってきて思わず真田の顔を見返す。
「え・・・?そりゃー・・・子供好きやし、欲しくないって言うたら嘘になりますけど・・・」
一瞬真田の顔が強ばったように感じた。
その意味を考えるとなんだか嬉しくなって、
「でも、俺には隊長がおるからそれでええねん」
嶋本は満面の笑みで本音を口にする。
固かった表情がビックリしたものに変わって、それからつられるようにして真田も嬉しそうに笑った。

元々の予定をこなす為再び歩き出しながら、ふと思い付いた事を口にする。
「それとも、今夜は頑張ってみますか?頑張っとれば、神さんの気紛れで1人くらい出来るかもやで」
嶋本はニヤリと笑いながらそう言うと、真田も笑って嶋本の耳元に囁いた。
「それはいい提案だ」
顔を見合わせて、また二人で笑い合った。
 
*************************************************







嶋は真田って言う大きな子供の面倒だけで手いっぱいよね!
て言うか、おじちゃんて呼ばれてショック受ける真田さんが書きたかっただけ。(笑)
マッキーと、「おじちゃんおじちゃん♪」となぜか盛り上がりました。(笑)
女の子の「バイバイ、おじちゃん」はあきらちゃんからのネタです♪
ありがとう!あきらちゃん!!(*´▽`*)ノ
by リョウTrackbacks()Comments(0)
『そうだ、京都に行こう!~サナシマ妄想☆宴会の後は。の巻~』 (TQSS)
真田3隊の慰安旅行。
旅行1日目。
宴会終わってから部屋にサナシマだけ先に帰った後の妄想まとめ。(笑)








*************************************************

「・・・ぅんっ、んっ。・・・んぁ」
宴会が終わり、部屋に敷かれた布団の上では嶋本が真田の横で悩ましげな声をあげている。

「っん・・・き、もちぃー・・・」
随分と気持ちよさそうな嶋本になんだか真田はおもしろくなかった。
そんな声をあげさせているのが自分ではなく他人だなんて。
「あっ!そこっ・・・くっ、あぁっ」
身体を合わせる時と同様な声に、段々と真田の下半身に熱が集まってくる。




「・・・はい。終わりです」
「くはぁ~Vv なんや楽んなったわぁ。おおきに♪」
真田が気を散らそうと新聞を読んでいると、そんな声が聞こえて来た。
視線だけを向けた先で、嶋本が仰向けにした体を起き上がらせ腕をグルグル回している。
お邪魔しました、と一礼して部屋を出て行くマッサージ師を真田は新聞を広げたまま横目で睨んみたが、理不尽な怒りを向けられた彼は当然それに気付く事はなく、扉は静かに閉まっていった。
「隊長もやってもらったらえかったのに」
「・・・いや・・・いい」
嶋本に背中を向けて真田はまた新聞に視線を落とす。
「??・・・どうかしたん?」
四つん這いでノソノソやってくる気配がすれば、ヒョイと背後から顔を覗かれた。
そちらへチラリと視線を向けると、少しはだけた浴衣の嶋本の胸元にドキリとさせられ再び体が熱くなってくる。
色づく肌。妙な色気。
それを引き出したのは自分ではないのだと思い出すとまた腹が立ってきて、真田はプイッと視線を戻した。
「何すねとんの?」
「別に」
素っ気ない返事。
(別にって・・・思いクソ拗ねとるやんけ)
理不尽な態度に嶋本はムッとさせられたが、これでは昼間の二の舞と思ったのだろう。
(あかんあかん。こんなんまた主導権取られてしまいや)
嶋本はそう心を沈め、マッサージが終わればしようと思っていたことを口にした。
「なぁ。風呂いかへん?」
「いかへん」
「・・・」
言葉をマネされカチン。
いや、でも進次大人やもん!と、嶋本は気を取り直して広げている新聞に構わず、胡座をかいた膝の上に向かい合って乗り上げる。
「・・・じゃあー、俺とぉ。ええ事する?」
嶋本は真田に跨いで座り込み、首に腕を回し首を傾げて問う。
本当のところ、昼間中途半端に煽られて嶋本自身物足りなく感じていた。
意趣返しみたいな気持ちで攻めてみたが、これで機嫌を直しこのまま流されてもいいかなと思う程度には真田の熱に飢えている。
同室の高嶺達も街へ出掛けると言って今は不在だ。
「・・・する」
真田は一瞬考えるように視線を背後に反らしたが、すぐに目線を戻し腰に回した腕で嶋本をギュッと引き寄せ、ボソッと耳元で呟いた。
拗ねた感じはそのままなのに、恋人との甘い時間を真田も共に過ごしたいと思ってくれているのが分かるような返事。
嶋本は嬉しくなって真田の唇に自分のそれをぶつけるようにして押し付ける。
自然体重が真田にかかり二人して布団へ後ろから倒れこんだ。
sanasima.jpg





「・・・皆さん、ラーメンでも食べに行きませんか?」
「えー?なんでー?今帰ってきたばっかりなのにぃ?」
部屋の中に入り、前室から和室への襖をスーッと開けたかと思うと中には入らずそのままスーッと閉めてしまい、静かにとジェスチャーをする高嶺にそっと扉の外へと追いやられる。
音を立てないように閉めた玄関ドアの外へと出たところでそんな事を言われ、大口が大きな目を更に大きくして疑問を口にした。
「まぁまぁ。急に食べたくなったんですよ。おごりますから付き合ってください」
「俺は別にいいですけど・・・」
佐々木がそう言いながらチラッと大口を見た。
「コテツさんがいいなら俺も別にいいッスけどー・・・」
なんで?なんで?と顔に書いてある大口の背中をさりげなく押して、まぁまぁとエレベーターホールへと廊下を歩く。
(まったく・・・この貸しは高いですよ。隊長)
それでなくても、気を利かせて二人を残し出かけていたのに。
仲の良すぎる二人には全く時間が足らなかったようだ。
先ほどの光景を思い出し、高嶺はため息をついた。


襖を開けると真田の上に向かい合って座る嶋本の背中。
瞬間、真田とバチッと目が合った。
しまったと言う顔をした真田に手を上げて問題ない旨を伝える。
(手早にお願いします)
(すまない)
目で会話をしてそのまま襖を閉めた。
「・・・後1時間は戻れませんねぇ」
ついポソッと口から出たセリフに大口が首だけ振り向く。
「え?なんすか?」
「いえ。何でもないですよ。さぁ行きましょう」
笑みで誤魔化し、隊長副隊長を除く3隊は再び旅先の夜の街に繰り出していった。


*************************************************







サナシマは嶺菩薩に守られてるって話。(笑)


☆監修をマッキーとあきらちゃんがしてくれました!ありがとうぅぅ!!!文字書きって難しいね(汗)☆
by リョウTrackbacks()Comments(0)
『そうだ。京都に行こう!~サナシマ妄想シガラキの巻~』 (TQSS)
シガラキ焼でうさたんの置物見て速攻マッキーへのお土産で購入。
マッキーと言えばうさたん、うさたんと言えばマッキー。(笑)

写メ送ったら、「シマみたい・・・!Vv」って返ってきました。(笑)

そっからしばらく二人でサナシマ妄想メール。

以下、妄想まとめ。(笑)








*************************************************



「シマに見える・・・」
シガラキ焼のウサギの置物を前に真田は呟いた。
隣で別の焼き物を見ていた嶋本は、真田の目線を辿る。
「・・・へぇ。」
ソレを目に止めたとたん、おちょくられたんか?と思わずこめかみがピクッとなり低い声が出た。
「これのどこが俺なんすか?」
聞いたところで更に怒りのボルテージが上がるだろう事を薄々感じながらも、そのままの不機嫌さで一応聞いてみる。
「ちいさいところとか、目元とか・・・シマにそっくりだ。」
「・・・」
やっぱり期待通りの答え。
真田を一睨みして、無言でスタスタとその場を離れた。
「シマ?」
急に黙りこんで自分から離れて行ってしまう嶋本の後を慌てて付いて来る。
「何を怒ってるんだ?」
「・・・」
その問いには答えずズンズン進む背後にピタリと真田。
しばらくそのまま二人無言で歩いていると、たえきれなくなったように真田が口を開いた。
「・・・良く分からないがすまない。」
「よう分からんって何?理由もわからんのに謝らんといてや。」
ピシャリと言い放つと、小さなため息が聞こえた。
「お前が冷たいから。」
はぁ!?言うに事かいて冷たいってなんやねん!!
「何言うとんの。甘えんといて。」
ムカッときてそう言うとムッとした返答。
「甘えてなどいない。」
あ、口答えしやがった。
「それが甘えとんやなかったら、隊長の甘えとるはどないやねん。」
階段を登る途中、思わず思い切り良く振り返ると、腰を抱かれて腹には真田の頭。
そのまま頭を押し付けるように腹をグリグリグリグリ。
「!!ちょっ・・・!!ぎぃやあぁぁぁぁ!!!」
突然の奇行に思わず叫ぶ。
「・・・何をしているんですか・・・?」
呆れた声が後ろから聞こえた。
「た、高嶺!なんもあらへん・・・!って、う゛きゃあー!!」
視点がクルッと回って急な浮遊感。
気付いた時には真田の肩に担がれていた。
「集合時間は30分後だったな。高嶺、すまない。ちょっと外す。」
「はぁ。分かりました。」
ぎゃーぎゃー喚く嶋本を他所に会話を成り立たせる。
「こらっ高嶺!何頷いとんねん!隊長降ろしてくださいよ!」
「あぁ。後でな。」
聞く耳持たず、嶋本を担いだまま山手の方に歩いて行く。
「やや!どこ行くねん!人さらいぃーっ!!たかみねー!助けてぇー・・・っ!!」
嶋本の助けは受け流し、相変わらずですね~。と何年経っても仲の良い二人を高嶺は我関せずと見送る。
自分に火の粉が降りかからなければそれでいい。
一人納得出来ていない嶋本の声だけが遠ざかりながら虚しく響いていた。




目元を赤くした嶋本と、妙にスッキリした顔をした真田が集合場所に現れたのはきっかり30分後の事だった。


*************************************************







真田さんとシマはつまんない事でお互いムキになってケンカしてたりしそう。
かと思うと頭付き合わせて談笑してたりね。
普段感情表情の起伏が激しくない真田さんがシマにだけはあからさまなんとかたまらん!(笑)
ホンマに仲の良い二人なんです!!
そしてそんな二人を温かく見守る嶺さん(笑)
旧3隊はやっぱり素敵♪

皆で慰安旅行とか出来るかどうかなんか分からんけど、妄想やから無問題!・・・よね?
by リョウTrackbacks()Comments(2)
MASTER : リョウ
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[11/21 マッキ。]
[11/02 マッキ。]
[08/21 リョウ]
[08/20 マッキ。]
[05/27 マッキー☆]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
リョウ
性別:
女性
職業:
現バマン
趣味:
観劇・漫画
自己紹介:
出身地→第六管区

TQ→サナシマ
テニプリ→乾海

他に好きな漫画・アニメ→はじめno一歩(バイブル☆)・サイバァフォミュラ(グーハーグーハー♪)など

好きなドラマ・映画→オドル大SO査線!

好きな舞台・劇団→テニM(笑)・キ○ラメルボ○クス(最近全然行けてない・・・)など。基本、小劇場系が好き。
バーコード
ブログ内検索
OTHERS
Powered by [PR]
Designed by TABLE ENOCH